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台風対策

台風が近づいたら?やることチェックリスト【災害備蓄管理士監修】

更新 2026年6月25日

台風が近づいてきたら、「いつ・何を・どの順番で」やるかを決めておくことが被害を減らす一番の近道です。風雨が強くなってからでは外作業は危険で、買い出しも品切れになります。

この記事では、台風接近を「5〜3日前 / 前日 / 当日」の時系列で整理し、さらに「屋外・屋内・備蓄・情報収集」の4軸でやることをチェックリスト化しました。複数の台風が同時に近づいた場合の考え方まで、毎シーズン・どの台風でも使える形でまとめます。

まず最優先の3つだけ覚えてください。

  • 飛ばされる物を屋内へ(ベランダ・庭の片付けは早めに)
  • 水・電源の確保(飲料水・浴槽のため水・モバイルバッテリー)
  • 進路と避難情報の確認(自分の地域にいつ最接近するか)

詳しい全体像は台風対策の完全ガイドもあわせてご覧ください。

台風接近|時系列でやることリスト
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5〜3日前にやること(情報と買い出し)
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風雨が強まる前の「動けるうち」にやるのが鉄則です。

  • 進路予想を確認し、自分の地域への最接近日時を把握する(台風の進路予想の見方
  • 飲料水・食料・カセットコンロ・乾電池を買い足す(直前は品切れになりやすい)
  • モバイルバッテリーを満充電にしておく
  • ハザードマップで自宅の浸水・土砂リスクと避難先・避難ルートを再確認
  • 常備薬・現金(停電でキャッシュレスが使えない場合に備える)を確認

前日にやること(屋外の片付けと固定)
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  • ベランダ・庭の飛ばされる物を屋内へ(物干し竿・植木鉢・サンダル・ゴミ箱など)
  • 側溝・排水溝・雨どいの詰まりを掃除して水はけを確保
  • 窓・雨戸の施錠(養生テープは室内側に貼り、ガラスの飛散を軽減。より確実なのは雨戸・シャッターや飛散防止フィルム)
  • 浴槽に水をためる(停電・断水時の生活用水・トイレ用に有効。※小さなお子さんがいる家庭は溺水防止に浴室を施錠)
  • 冷蔵庫・冷凍庫を強冷にし、保冷剤を凍らせる(停電時の保冷)
  • スマホ・PC・モバイルバッテリーを充電、車のガソリンを補給

当日(接近中)にやること
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  • 不要不急の外出はしない(増水した川・側溝・海・田畑の見回りは厳禁)
  • 窓から離れて過ごす(飛来物でガラスが割れる恐れ)
  • 自治体の**避難情報(警戒レベル)**をこまめに確認し、早めに避難
  • 停電に備えて懐中電灯を手元に。ブレーカー位置も確認

4つの軸で備える(屋外・屋内・備蓄・情報収集)
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時系列とあわせて、抜け漏れ防止に「4軸」でも点検しましょう。

やること
屋外飛散物の屋内収納/窓・雨戸の固定/排水溝の掃除/車の安全な場所への移動
屋内窓の養生(室内側)/カーテンを閉める/停電に備えた照明確保/家具の安定確認
備蓄飲料水(1人1日3L×最低3日)/食料/カセットコンロ/乾電池/救急用品
情報収集進路予想/警戒レベル/避難所開設状況/停電・断水情報

備蓄の詳しい中身は揃えておきたい備蓄品、停電対策は台風の停電対策もあわせてご覧ください。

進路・最新情報の確認方法
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  • 気象庁の台風情報で進路・暴風域・上陸予想を確認
  • 自治体の防災メール・公式アプリで避難情報を受け取る
  • 停電が心配な地域は電力会社の停電情報もチェック
  • 進路図の読み方は台風の進路予想の見方、発生段階から追う方法は台風のたまごの追跡方法で詳しく解説しています。

複数の台風が同時に近づいたら
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台風が2つ以上同時に発生・接近することは珍しくありません。互いに影響し合って進路が複雑になり、予報が変わりやすいのが特徴です。重なった時の考え方は次のとおりです。

  • 進路予報の更新を通常以上にこまめに確認する(予報円が大きい=不確実性が高い)
  • 備えのタイミングを前倒しにする(最初の台風で停電・断水したまま次が来る恐れ)
  • 連続接近では**備蓄を多め(1週間分)**に。1つ目で消費した分を補充する間がない場合がある
  • 1つ目の通過後すぐ安心せず、2つ目の最接近日時まで警戒を継続する

特定の台風名や発生数に関係なく、「重なったら前倒し・多め・継続」が基本方針です。

台風接近時にやってはいけないNG行動
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良かれと思った行動が命に関わることがあります。次の行動は避けてください。

  • 川・用水路・海・側溝の様子を見に行く…増水・高波で流される事故が毎年起きています
  • 田畑や山の見回り…見回り中の被災が多発。命より優先するものはありません
  • 車で冠水路に進入する…水深30cm程度でもエンジン停止やドアが開かなくなる恐れ(JAF実験より)(車の冠水対策
  • 外で窓に養生テープを貼る作業を直前まで続ける…風が強まってからの屋外作業は危険。前日までに終える
  • 「まだ大丈夫」と避難を先延ばし…暗くなってからや浸水後の避難は危険度が跳ね上がる。警戒レベル3(高齢者等避難)で行動開始を

よくある質問(FAQ)
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Q. 養生テープは窓に貼ったほうがいい? A. 効果は「割れたガラスの飛散を抑える」ことが中心で、ガラス自体の強度は上がりません。貼る場合は室内側に。ただし養生テープの効果は限定的で、より確実なのは雨戸・シャッターや飛散防止フィルムの設置です。いずれにせよ、まずは飛来物を減らすためベランダ・庭の物の屋内収納を優先してください。

Q. 水はどれくらい必要? A. 飲料水の目安は1人1日3L。最低3日、できれば1週間分を家族の人数で用意します。加えて、浴槽のため水を生活用水・トイレ用に確保すると安心です。

Q. なぜ停電すると断水することがある? A. マンションや中高層の建物の多くはポンプで屋上タンクへ水を汲み上げています。停電でポンプが止まると、電気が復旧してタンクに水がたまるまで断水することがあります。だから前日の「ため水」が効きます。

Q. 台風が来てから準備しても間に合う? A. 風雨が強まると屋外作業は危険で、買い出しも品切れになります。最接近の前日までに屋外の片付けと買い出しを終えるのが安全です。

Q. 停電したら冷蔵庫の食品はどうすればいい? A. 停電中はできるだけ開け閉めしないのが鉄則。事前に強冷にして保冷剤や凍らせたペットボトルを入れておくと長持ちします。停電が長引くときは傷みやすい食品から消費しましょう。

Q. いつ避難すればいい?避難のタイミングは? A. 自治体の警戒レベルが目安です。レベル3(高齢者等避難)で要配慮者は避難開始、レベル4(避難指示)で全員が危険な場所から避難します。レベル5(緊急安全確保)はすでに災害が発生・切迫している段階なので、必ずそれより前に動くのが原則。もしレベル5に直面したら、その場でできる最善の安全確保(近くの頑丈な建物の上階、崖と反対側の部屋など)を取ってください。


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出典・参考(公的機関)
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