ビジネス用語集

商談・営業で使うビジネス用語

このページの要点

商談や営業活動で使われるビジネス用語を、アポイント、ヒアリング、提案、見積もり、クロージングの流れで整理します。職場で聞き慣れない言葉を調べるときにも使えます。

商談、営業の用語は、社内で案件を管理するためにも、取引先と条件をすり合わせるためにも使われます。ただし、営業側の都合が強く出る言葉は相手に押しつけがましく聞こえることがあります。社外では、必要に応じて自然な日本語に言い換えます。

商談前後で使う用語

用語意味注意点
アポイント商談や訪問のために事前に取る約束。社外メールでは日時、目的、所要時間を明記する。
ヒアリング相手の課題や要望を聞き取ること。質問攻めではなく、相手の状況理解を目的にする。
課題整理相手が抱える問題や改善点を整理すること。自社商品に都合よく解釈しない。
提案書課題に対する解決策、費用、進め方をまとめた資料。相手の課題と提案内容がつながっているか確認する。
見積書商品、サービスの金額や条件を示す文書。有効期限、範囲、税別税込、支払条件を明確にする。
相みつ複数社から見積もりを取り比較すること。「相見積もりを取っています」と伝える場合は評価軸も示す。
決裁者最終的に購入や契約を判断する人。早い段階で判断者と判断基準を確認する。
稟議対応相手社内の承認に必要な情報を整えること。比較表、費用対効果、導入リスクを用意する。
価格交渉価格や条件を調整する交渉。値下げだけでなく、範囲、納期、支払条件も含めて考える。
クロージング商談を契約や購入判断に近づける最終段階。相手の不安を置き去りにして結論を急がない。
商談後フォローお礼、議事メモ、追加回答、次回日程調整。放置すると提案内容より印象が悪くなる。

営業管理で使う用語

用語意味使う場面
リード見込み顧客。問い合わせ、展示会、資料請求など。
パイプライン見込み案件がどの段階にあるかを示す流れ。営業会議、案件管理。
BtoBBusiness to Business。企業間取引。法人営業、業務システム、広告代理など。
BtoCBusiness to Consumer。企業から消費者向けの取引。店舗、EC、個人向けサービスなど。
インサイドセールス電話、メール、オンラインで行う内勤型営業。アポ獲得、見込み顧客育成。
フィールドセールス訪問や商談を中心に行う営業。提案、条件交渉、契約前の説明。
CRM顧客情報や接点履歴を管理する仕組み。顧客管理、営業活動の可視化。
KPI営業目標に向けた重要な管理指標。商談数、成約率、受注額など。

商談フェーズ別の用語

商談は複数のフェーズに分かれており、それぞれで使う用語が異なります。

フェーズ主な用語内容
リード獲得リード、見込み客、問い合わせ展示会、資料請求、広告からの接点
アポイントアポ取得、初回訪問商談機会を設定する
ヒアリング課題整理、ニーズ確認相手の状況と検討背景を聞く
提案提案書、提案ルール課題に合わせた解決策を示す
見積相みつ、コンペ、価格交渉複数社と比較される場合がある
稟議稟議対応、決裁者確認相手企業の社内承認フェーズ
クロージング受注、失注、保留契約、採用、見送りの結論が出る
失注後失注理由の確認、関係維持状況変化時に備えて関係を保つ

「予算取り」は、相手社内で翌期の予算に組み込んでもらう調整のことです。「検討中」と言われた場合は、検討段階(比較、社内確認、予算待ち)のどこにいるかを確認すると次のアクションが決めやすくなります。

相手に配慮した言い換え

社内では通じる表現社外での言い換え例
クロージングしたいですご判断に必要な点を整理させてください
決裁者はどなたですか最終的にご判断される方も同席されますか
相みつですか他社様とも比較検討されていますか
稟議を通してください社内でのご検討に必要な資料があればお知らせください
価格交渉できます条件面について調整可能な範囲を確認します

営業用語は便利ですが、相手から見ると社内事情の言葉に聞こえることがあります。取引先には、相手の検討を助ける言葉に変換して伝えるのが基本です。

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商談フェーズ別の用語

商談は段階ごとに使う言葉が変わります。フェーズに合わせた用語を把握しておくと、社内での状況共有がスムーズになります。

フェーズ用語意味
集客リード問い合わせ、見込み顧客
接触アポ商談の約束。「アポを取る」
初回商談ヒアリング顧客の課題、ニーズを聞く工程
提案提案書 / デモ解決策を示す資料または実演
見積見積書 / 相見積もり金額提示。相見積もりは複数社に依頼すること
社内承認稟議社内で決裁を取る手続き。「稟議を上げる」
クロージング受注 / 失注契約成立 / 商談不成立

よく使う表現

表現場面意味
コンペ提案時複数社が同時に提案するコンペティション
決裁者ヒアリング、クロージング最終的にGOを出す人。担当者≠決裁者
予算取り提案前顧客社内で予算を確保する手続き
検討中クロージング前後返答保留。理由、期限を確認するのが基本
失注クロージング後商談不成立。理由を記録して次回提案に活かす

内部導線:商談の準備から当日の進め方は商談カテゴリの各記事を参照してください。

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