ビジネスメール・文書のマナー

季節の挨拶メール文例集|年賀状・暑中見舞い・お中元

このページの要点

暑中見舞い・残暑見舞い・寒中見舞い・年賀状・お中元・お歳暮の送り状など、ビジネスで使う季節の挨拶を時期別の文例で収録。送るタイミングと注意点を解説します。

季節の挨拶は、普段やり取りの少ない相手とも自然に接点を持てる機会です。送る時期と相応の言葉を選べば、印象に残る丁寧な連絡になります。

まず押さえること

季節の挨拶は「適切な時期に送る」「定型句を活かす」「相手の健康・繁栄を願う言葉を必ず入れる」の3点が基本です。タイミングを外した挨拶は、丁寧さよりも違和感を残します。

年間カレンダー

時期挨拶送るタイミング
1月1日〜7日年賀状/年始挨拶メール元日に届くよう、または松の内(1月7日)まで
1月8日〜2月3日寒中見舞い松の内明けから立春前まで
2月4日〜2月末余寒見舞い立春以降に寒さが残る時期
6月中旬〜7月初旬お中元の送り状お中元を送る時期(地域差あり)
7月7日〜8月6日暑中見舞い小暑から立秋前まで
8月7日〜8月末残暑見舞い立秋以降
11月末〜12月20日お歳暮の送り状お歳暮を送る時期
12月中旬〜12月末年末挨拶仕事納め前後

時期を過ぎたら、その季節の挨拶は使いません。たとえば8月7日以降に「暑中見舞い」を送ると失礼にあたります。

暑中見舞い(7月7日〜8月6日頃)

社外向けメール

件名:暑中お見舞い申し上げます

○○株式会社
○○様

暑中お見舞い申し上げます。

平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
連日厳しい暑さが続いておりますが、○○様におかれましては
お変わりなくお過ごしでしょうか。

弊社も○○の準備に努めております。
○○の件は来月改めてご連絡を差し上げる予定です。

末筆ながら、貴社のますますのご発展と○○様のご健康を
心よりお祈り申し上げます。

ハガキの定型文

暑中お見舞い申し上げます

平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます
猛暑のおりからご自愛のうえ ご活躍のほどお祈り申し上げます

令和○年 盛夏

残暑見舞い(8月7日〜8月末頃)

件名:残暑お見舞い申し上げます

○○株式会社
○○様

残暑お見舞い申し上げます。

立秋を過ぎてもなお厳しい暑さが続きますが、
○○様におかれましてはお健やかにお過ごしでしょうか。

夏季休業中はご不便をおかけしました。
○月○日より通常営業に戻っております。
何かございましたら、お気軽にお問い合わせください。

末筆ながら、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

寒中見舞い(1月8日〜2月3日頃)

年賀状を出しそびれたとき、喪中の相手への挨拶などにも使えます。

件名:寒中お見舞い申し上げます

○○株式会社
○○様

寒中お見舞い申し上げます。

ご挨拶が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。
本年も変わらぬご厚情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

寒さも厳しくなってまいりますので、ご自愛のうえお過ごしくださいませ。

年末挨拶(仕事納め前後)

件名:年末のご挨拶

○○株式会社
○○様

いつも大変お世話になっております。
株式会社○○の○○です。

本年も格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。

弊社の年末年始休業期間は以下の通りです。
【休業期間】○月○日(○)〜 ○月○日(○)
【営業開始】○月○日(○)より通常営業

休業期間中のご連絡は、○月○日以降に順次対応いたします。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

来年も変わらぬお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
皆さまどうぞよいお年をお迎えください。

休業日程は必ず明示します。個人ではなく会社の体制を伝えるのが目的です。

年始挨拶(仕事始め)

件名:新年のご挨拶

○○株式会社
○○様

明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。
本年も変わらぬお引き合いを賜りますよう、お願い申し上げます。

弊社は本日○月○日より通常営業を開始いたしました。
本年も○○様のお役に立てるよう、社員一同努めてまいります。

○○様のますますのご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

「明けましておめでとうございます」「賀詞」は松の内(1月7日)までに使います。それ以降は「寒中見舞い」に切り替えます。

お中元・お歳暮の送り状

贈り物の前または到着前後に送り状を送ります。電話・メールで簡潔に伝えるだけでも丁寧な印象になります。

お中元の送り状

件名:お中元お贈りのご挨拶

○○株式会社
○○様

平素より大変お世話になっております。

日頃のご厚情への感謝を込めまして、ささやかではございますが
本日、お中元の品をお送りいたしました。
○月○日頃のお届け予定です。

ご笑納いただけましたら幸いです。

暑さ厳しい折、どうぞご自愛のうえお過ごしくださいませ。
今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう、お願い申し上げます。

お歳暮の送り状

件名:お歳暮お贈りのご挨拶

○○株式会社
○○様

平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。

本年も大変お世話になりました。
日頃の感謝を込めて、本日、お歳暮の品をお送りいたしました。
○月○日頃のお届け予定です。

寒さ厳しき折、ご自愛のうえお健やかな新年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

お中元は地域により6月下旬〜7月15日、関東以外では7月15日〜8月15日が一般的です。お歳暮は12月初旬〜12月20日が目安です。

喪中の相手への配慮

相手が喪中の場合、お祝いの挨拶(「明けましておめでとうございます」など)は避けます。寒中見舞いで「お元気でお過ごしでしょうか」など、控えめな表現に切り替えます。

寒中お見舞い申し上げます。

ご服喪中と存じ、年頭のご挨拶は控えさせていただきました。
寒さが厳しい時期となりますが、皆さまにとって穏やかな
日々となりますようお祈り申し上げます。

自分が喪中の場合は11月中〜12月初旬に「喪中はがき」を送り、年賀状の交換を控えることを知らせます。

季節の言葉(時候の挨拶)

メール・ハガキの冒頭に添える時候の挨拶です。

時候の挨拶
1月新春の候/厳寒の候/寒さ厳しい折
2月余寒の候/立春の候/春寒の候
3月早春の候/春暖の候/陽春の候
4月桜花の候/春爛漫の候/陽春の候
5月新緑の候/薫風の候/立夏の候
6月初夏の候/梅雨の候/向暑の候
7月盛夏の候/猛暑の候/酷暑の候
8月残暑の候/晩夏の候/立秋の候
9月初秋の候/新涼の候/秋涼の候
10月仲秋の候/秋冷の候/紅葉の候
11月晩秋の候/向寒の候/落葉の候
12月師走の候/歳末の候/寒冷の候

メールでは時候の挨拶を省略してもよいですが、ハガキや手紙では入れた方が体裁が整います。

NG/OK 早見表

季節の挨拶で注意したいポイント

場面NGOK
時期8月10日に「暑中見舞い」8月7日以降は「残暑見舞い」に切り替える
年賀状の代替喪中の相手に「明けましておめでとうございます」喪中の相手には寒中見舞いに切り替える
表現「あけおめ」「メリクリ」「明けましておめでとうございます」(社外には略語を使わない)
休業案内「ご了承ください」のみ休業期間・営業再開日を明示

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最後に確認

  • 季節と時期に合った挨拶を選ぶ
  • 喪中の相手には祝い言葉を避ける
  • 休業案内では期間と営業再開日を明示する
  • 略語(「あけおめ」など)を社外に使っていない
  • 個人ではなく会社として送る場合、上司・総務に確認する
  • 時候の挨拶は月に合うものを選ぶ
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