電話対応のマナー

電話対応例文・フレーズ集

このページの要点

受電、発信、取り次ぎ、折り返し、クレーム対応など、ビジネス電話でそのまま使えるシーン別フレーズをまとめます。言葉に詰まりやすい場面の受け答えも確認できます。

電話対応で言葉が詰まるのは、マナーを知らないからとは限りません。よく使う一言が、まだ口になじんでいないだけのことも多いです。受電、取り次ぎ、保留、折り返し、クレーム対応で使う言い方を、声に出して練習できる形でまとめます。

まず押さえること

電話対応は、全部を暗記する必要はありません。まずは受電、取り次ぎ、折り返し、クレーム初動の4場面だけでも、言い出しの型を持っておくと落ち着いて対応できます。

電話対応で名乗り、相手と用件を確認し、取次ぎ、伝言、折り返しへ分岐して復唱と記録で終える流れ
電話対応は、最初の確認と最後の復唱を固定すると、聞き漏れを防ぎやすくなります。

受電基本フレーズ

第一声・通常受電

「はい、〇〇株式会社でございます。」

(相手が名乗った後)
「〇〇株式会社の田中様でいらっしゃいますね。
いつもお世話になっております。」

担当者が在席の場合

「少々お待ちいただけますか。
ただいまお繋ぎいたします。」

担当者が不在の場合(外出・離席)

「あいにく〇〇はただいま外出しております。
〇時ごろ戻る予定でございます。
戻りましたら折り返しご連絡いたしましょうか。」

「〇〇はただいま席を外しております。
ご伝言をお預かりすることもできますが、いかがでしょうか。」

遅れて出た場合

「大変お待たせいたしました。〇〇株式会社でございます。」

取り次ぎ・保留・転送フレーズ

保留をお願いする

「恐れ入りますが、少々お待ちいただけますか。
〇〇に確認してまいります。」

保留が長引いた場合

「大変お待たせしております。確認に少々時間がかかっております。
よろしければ、折り返しご連絡いたしましょうか。」

保留を解除して取り次ぐ

「お待たせいたしました。ただいまお繋ぎいたします。」

転送時に担当者へ事前に伝える(内線)

(担当者への内線で)
「〇〇株式会社の田中様から、〇〇の件でお電話です。
お繋ぎしてよろしいでしょうか。」

折り返しフレーズ

折り返しを依頼される(伝言を受ける)

「承知いたしました。〇〇が戻りましたら、折り返しご連絡するよう申し伝えます。
念のため、お電話番号をお聞かせいただけますか。」

折り返しをかける(自分から)

「先ほどお電話をいただきました、〇〇株式会社の田中と申します。
〇〇様はいらっしゃいますか。」

折り返しの電話を受ける(相手がかけてきた)

「お電話いただきありがとうございます。
先ほどはお待たせしてしまい、大変失礼いたしました。」

クレーム対応フレーズ

クレーム対応では、まず相手の話をしっかり聞くことが最優先です。途中で言い訳をしたり、話を遮ったりすると、相手の怒りが増します。

冒頭のお詫び

「このたびはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
おっしゃる内容を、詳しくお聞かせいただけますか。」

共感を示す

「おっしゃる通りでございます。
そのような状況になってしまったことを、大変申し訳なく思っております。」

対応を約束する

「至急確認いたします。
本日〇時までに、改めてご連絡いたします。」

担当者への引き継ぎ

「この件を担当の者にお繋ぎしてよろしいでしょうか。
ご不便をおかけして、大変申し訳ございません。」

クレーム対応で避けるべき表現

NG表現理由
「でも、こちらとしては…」言い訳に聞こえる
「お客様のおっしゃっていることはわかりますが」否定的なニュアンスが伝わる
「決まりですので」冷たく、配慮が感じられない
「前例がないので」相手を突き放す表現

あわせて確認

フレーズだけを覚えるより、なぜその一言が必要なのかを理解しておくと応用しやすくなります。電話対応の全体像を確認し、最後に常識チェックで受電、保留、折り返し、クレーム初動の判断を振り返ってください。

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最後に確認

  • 受電の第一声(社名名乗り)が自然に出る
  • 遅れて出た場合の一言「大変お待たせいたしました」を使える
  • 保留前に必ず一言断っている
  • 保留が長引く場合は折り返しを提案できる
  • 折り返しをかける際の第一声を把握している
  • クレームの冒頭で言い訳せずお詫びを先に伝えられる
  • 対応を約束する際、具体的な時間を提示できる
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