社内コミュニケーションのマナー

社内飲み会のマナー

このページの要点

社内飲み会で信頼を保つために、誘い方、参加時のふるまい、上司・同僚との距離感、飲めない場合の断り方を解説します。職場の関係性を保つ伝え方もあわせて確認できます。

社内飲み会は、仕事中には見えにくい人柄や考え方を知る機会になります。ただし、飲み会はあくまで業務外の場です。参加の強制、飲酒の強要、上下関係を使った説教があると、関係を深めるどころか信頼を失います。

社内飲み会の3原則

社内飲み会の基本は「任意参加」「無理に飲ませない」「仕事の延長にしすぎない」の3つです。親しくなる場であっても、職場の人間関係は続きます。翌日も一緒に働く相手だという前提で、節度を保つことが大切です。

誘う側のマナー

誘うときは、相手が断りやすい余白を残します。「来られる人だけで」「予定が合えば」と添えるだけで、相手は心理的に楽になります。

ご都合が合う方で、来週軽く食事に行ければと思っています。
無理のない範囲で参加できそうであれば教えてください。

反対に「新人は参加するもの」「全員来て当然」という言い方は避けます。家庭の事情、体調、金銭面、飲酒しない価値観など、見えない事情を抱えている人はいます。

参加する側のマナー

参加する場合は、遅刻、ドタキャンを軽く扱わないことが基本です。会費や予約人数に影響するため、行けなくなったら早めに連絡します。

席では、特定の人だけで固まらず、周囲の会話にほどよく参加します。ただし、無理に盛り上げ役になる必要はありません。話題は、相手が答えにくいプライベート、給与、評価、恋愛、家庭事情に踏み込みすぎないよう注意します。

飲酒の強要はしない

飲めない人、飲まない人に理由をしつこく聞く必要はありません。「一杯くらい」「若いんだから」といった言葉は、本人にとって大きな負担になります。

飲酒をすすめるときに避けたい言い方

場面NGOK
飲めない人への声かけ「飲めないの? 一杯くらい大丈夫でしょ」「ソフトドリンクで大丈夫です。好きなものを頼んでください」

飲む側も、自分の限界を超えないことが大切です。酔って大声になる、説教を始める、翌日覚えていないような状態になると、職場での評価に影響します。

断り方

断るときは、詳しい事情を説明しすぎなくても構いません。感謝と不参加の意思を簡潔に伝えます。

お誘いありがとうございます。
その日は予定があるため、今回は欠席いたします。
また機会があればよろしくお願いいたします。

断られた側は、理由を深掘りしないことがマナーです。「なんで来られないの?」と詰めると、次から誘い自体が負担になります。

立場別の注意点

立場注意すること
幹事飲める、飲めない、アレルギー、予算を事前に確認する。全員が断りやすい日程にする
上司、先輩断られても「なんで来ないの?」と詰めない。飲み会の場での説教、評価の話は避ける
若手参加しない自由はある。「前向きに検討します」で時間を作り、感謝を伝えて断っても失礼にはならない
飲めない人「ソフトドリンクで構いません」と先に伝えると、幹事も注文しやすくなる

翌日の挨拶

参加した場合は、翌朝「昨日はありがとうございました」と一言添えると印象がよくなります。幹事には具体的に「楽しかったです」「お店の選び方が良かったです」と伝えると、次の幹事の参考になります。

早退するとき

「〇時頃に失礼する予定です」を参加前に伝えておくと、場の空気を壊しません。早退の前に幹事や主催者へ挨拶し、会費を確認して帰ります。「途中で帰るなら来ないでほしい」という空気をなくすことも、参加しやすい職場の条件です。

写真と投稿の注意

懇親会の写真をSNSに投稿する場合は、写っている全員の許可を取ります。会社名、参加者の顔、場所が分かる写真を無断で投稿すると、プライバシーの問題になる場合があります。「職場の飲み会」という情報も、本人の意思で公開するかを決めることです。

最後に確認

  • 参加を強制していない
  • 断りやすい誘い方をしている
  • 飲酒をすすめすぎていない
  • 仕事の説教や評価の話を飲み会で長く続けていない
  • 翌日も一緒に働く相手だという前提でふるまっている
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