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防災グッズ

防災グッズ 必要なもの一覧|最低限から本格装備まで優先度付きで解説

更新 2026年4月18日

「防災グッズ、結局なにが必要なの?」――この疑問に対して、ネット上には「50品目リスト」「100品目リスト」と大量の情報が溢れています。でも、50品目も100品目も一度に揃えるのは現実的ではないですよね。

筆者は防災士として、自宅の防災備蓄を「優先度」で4段階に分けて管理しています。命に関わる最優先品からあると便利な品まで、段階的に揃えていく方法が一番長続きするし、実用的です。

防災グッズ 必要なもの 優先度別一覧
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S級(命に関わる最優先品目)
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「今日中に揃えてほしい」レベルの最重要品目です。

品目理由参考価格
飲料水(1人9L〜)脱水は1日で命に関わる約600円
非常用トイレ(凝固剤)断水時のトイレ問題は深刻約1,000円
モバイルバッテリースマホは情報・通信の生命線約3,000円
LEDヘッドライト夜間避難に必須約500円
ホイッスル救助要請手段約100円
常備薬処方薬がないと命に関わる場合あり-

合計約5,200円。まずこの6品目を揃えるだけで、「何もない」状態とは劇的に違います。

A級(避難生活を快適にする品目)
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S級を揃えた後、次の1〜2週間で追加したい品目です。

品目理由参考価格
非常食(3日分以上)空腹はパニックと体力低下を招く約3,000円
カセットコンロ+ボンベ温かい食事で精神的にも安定約4,000円
手回しラジオ停電時の情報収集手段約3,000円
救急セット切り傷・打撲の応急処置約1,000円
アルミブランケット低体温症の防止約100円
軍手がれき撤去・避難時の手の保護約100円
ウェットティッシュ断水時の清拭に必須約100円
レインコート悪天候での避難に約100円

B級(あると便利・状況次第)
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余裕があれば1〜2か月かけて追加したい品目です。

品目用途
ポータブル電源在宅避難での電力確保
ソーラーパネル長期停電への備え
テント・ブルーシート屋外避難や雨除け
寝袋避難所での睡眠環境改善
簡易浄水器長期の断水時の飲料水確保
ロープ(10m)救助・固定に
のこぎり(折りたたみ)倒木・がれきの撤去
ランタン(大型LED)室内照明

C級(実際はなくても困らないもの)
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防災セットによく含まれていますが、実際の避難生活では出番が少ないもの。

品目なくても困らない理由
十徳ナイフはさみだけで十分。ナイフは使用場面がほぼない
ロウソク火災リスクがある。LEDランタンで代替可
コンパススマホのGPSで代替可
大量のロープ一般の方がロープを活用する場面は限定的
携帯浄水ストロー日本の災害では給水車が比較的早く来る

C級品目を省くことで、防災リュックの重量とコストを節約できます。

カテゴリ別 必要なもの一覧
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水・食料
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  • 飲料水:1人1日3L × 最低3日分
  • 生活用水:ポリタンクに水道水を保管(3日ごとに入替え)

食料

  • 主食:アルファ米、パックご飯、乾麺
  • おかず:缶詰(ツナ、サバ、コーン)、レトルトカレー
  • 補食:栄養補助食品、ドライフルーツ、ナッツ
  • 嗜好品:飴、チョコレート、お茶パック

ローリングストック方式で、普段の食事に非常食を組み込むのが最も効率的です。「特別なもの」ではなく「普段食べているもの」を多めに買い置きする感覚です。

照明・電源
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  • LEDヘッドライト(メイン)
  • LEDランタン(室内用)
  • モバイルバッテリー(10,000mAh以上)
  • 予備の乾電池(単3 × 20本、単4 × 10本)
  • 手回し充電ラジオ

照明は「ヘッドライト」を最優先にする理由は、避難時に両手が空くからです。懐中電灯だけでは片手がふさがり、荷物を持ちながらの移動が困難になります。

衛生・トイレ
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  • 非常用トイレ(凝固剤タイプ)
  • トイレットペーパー
  • ウェットティッシュ(アルコール・ノンアルコール各種)
  • ゴミ袋(45L)
  • ラップ
  • ポリ袋
  • 歯磨きシート
  • 生理用品

通信・情報
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  • スマホ用充電ケーブル(家族全員分)
  • 手回し充電ラジオ
  • ホイッスル
  • 筆記用具・メモ帳
  • 緊急連絡先リスト(紙)

医薬品・救急
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  • 常備薬(処方薬の予備)
  • 絆創膏(各サイズ)
  • 消毒液
  • ガーゼ・包帯
  • 鎮痛剤・胃薬
  • 体温計

防寒・衣類
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  • アルミブランケット
  • レインコート
  • 着替え(下着・靴下)
  • 使い捨てカイロ
  • 軍手

書類・貴重品
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  • 身分証明書コピー
  • 保険証コピー
  • お薬手帳コピー
  • 現金(1〜3万円、小銭含む)
  • 通帳・印鑑のコピー

すぐ揃えられる入手先一覧
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100均で揃うもの
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ダイソーやセリアで購入可能な品目(合計1,500〜2,000円程度):

  • ウェットティッシュ、ゴミ袋、ポリ袋
  • アルミブランケット、レインコート、軍手
  • ホイッスル、ロープ、紙皿・割り箸
  • 折りたたみウォータータンク

ドラッグストアで揃うもの
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マツモトキヨシ、ウエルシア等で購入可能:

  • 飲料水(2Lペットボトル)
  • 救急用品(絆創膏、消毒液、ガーゼ)
  • 衛生用品(マスク、ウェットティッシュ大容量)
  • 常備薬(市販の鎮痛剤・胃薬)
  • 生理用品

ネット通販が便利なもの
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Amazonや楽天で購入した方が選択肢が豊富な品目:

  • 非常用トイレ(凝固剤タイプ、まとめ買いが割安)
  • アルファ米・長期保存食
  • LEDヘッドライト(高品質なもの)
  • モバイルバッテリー(大容量タイプ)
  • 手回し充電ラジオ
  • ポータブル電源

やりがちな「必要なもの選びの失敗」
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量が足りない問題
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最も多い失敗が「量の見積もりが甘い」こと。特に水と非常用トイレは、想像以上に消費します。

水は「1人1日3リットル」が基本ですが、夏場はもっと必要になります。非常用トイレは「1人1日5〜7回」で計算してください。1人3日分でも15〜21回分必要です。

使い方を知らない問題
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買っただけで使い方を確認していない、という失敗もよく聞きます。

特に注意が必要なのは以下のアイテム。

  • 非常用トイレ(凝固剤の使い方を事前に1回は試す)
  • 手回しラジオ(周波数の合わせ方を確認しておく)
  • アルファ米(水の量と待ち時間を把握しておく)

購入したら一度は使ってみる。これだけで、いざという時の安心感がまるで違います。

家族内で共有できていない問題
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防災グッズの保管場所を「家族の中で自分だけが知っている」状態は危険です。自分が不在の時に災害が起きたら、家族は防災グッズの場所すらわかりません。

保管場所のリストを冷蔵庫に貼る、家族LINEで共有する、年2回の点検は家族全員で行う。こうした工夫で「自分がいなくても使える」状態にしておくことが大切です。

よくある質問(FAQ)
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Q. 優先度S級の6品目だけで本当に大丈夫? A. S級6品目は「何もない状態からの脱出」が目的です。3日以上の避難には不十分なので、A級品目を早めに追加してください。ただし、S級6品目があるだけでも、災害直後の生存率は大幅に上がります。

Q. 防災グッズは一気に揃えるべき? A. 一気に揃える必要はありません。S級 → A級 → B級と、月に数千円ずつ追加していくのが長続きするコツ。3か月あれば十分な備えが完成します。

Q. 一覧にないけど、自分には必要なものがある場合は? A. この一覧は「一般的な必要品」です。持病の薬、アレルギー対応食品、ペット用品、乳幼児用品など、家庭の事情に応じたカスタマイズは必須。一覧をベースに、自分の家族に合わせて追加してください。

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