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防災グッズ

防災グッズリスト2026年最新版|家族構成別・シーン別の完全チェックリスト

更新 2026年4月18日

防災グッズのリストを作ろうとして、「何をどれだけ用意すればいいのか」で手が止まった経験はありませんか。

筆者は防災士として年2回、自宅の防災備蓄を棚卸ししています。その中で「リストは2種類に分けて管理するのが一番わかりやすい」という結論に至りました。1つは避難所へ持ち出す「一次持ち出し品リスト」、もう1つは自宅に備蓄する「在宅避難用リスト」です。

防災グッズリストの使い方ガイド
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「在宅避難用」と「持ち出し用」を分けて考える
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多くの方が「防災リュック1つにすべてまとめよう」としますが、これは現実的ではありません。

持ち出し用(一次持ち出し品):避難所へ向かう際に持ち出すリュック1つ分。重量は10kg以内が目安。「命を守る」「最初の1〜2日を乗り切る」ためのもの。

在宅避難用(備蓄品):自宅に留まる場合に使う備蓄。「3〜7日間の生活を維持する」ためのもの。重量制限がないので、十分な量を確保できる。

この2つを混同すると、持ち出し用が重すぎて避難できなくなったり、在宅用の備蓄が不十分になったりします。

家族人数別の必要量計算式
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基本的な計算式は以下の通りです。

:1人 × 3リットル/日 × 日数 食料:1人 × 3食/日 × 日数 非常用トイレ:1人 × 5〜7回/日 × 日数

例えば4人家族で7日分を備蓄する場合:

  • 水:4人 × 3L × 7日 = 84リットル(2Lペットボトル42本)
  • 食料:4人 × 3食 × 7日 = 84食分
  • トイレ:4人 × 6回 × 7日 = 168回分

この数字を見ると「多すぎる」と感じるかもしれませんが、まずは3日分から始めれば大丈夫です。一度に全部揃える必要はなく、毎月少しずつ追加していく方法がおすすめです。

定期見直しのタイミング(年2回推奨)
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防災グッズの点検は年2回、「防災の日(9月1日)」と「春分の日(3月頃)」を目安にすると忘れにくいです。

点検項目は3つ。

  1. 期限チェック:食料・水・電池の賞味期限を確認
  2. 動作チェック:ライト・ラジオ・モバイルバッテリーが動くか確認
  3. 過不足チェック:家族構成の変化(出産・引越し等)に合わせて調整

持ち出し用防災グッズリスト(一次持ち出し品)
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絶対必携の10品目
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  • □ 飲料水500ml × 2本
  • □ 携行食(カロリーメイト等)3食分
  • □ LEDヘッドライト + 予備電池
  • □ モバイルバッテリー(10,000mAh以上)+ 充電ケーブル
  • □ 携帯トイレ(5回分)
  • □ ホイッスル
  • □ 現金(1万円分、小銭含む)
  • □ 身分証明書のコピー + 緊急連絡先メモ
  • □ 常備薬(1週間分)
  • □ マスク(5枚)

この10品目なら、合計重量は約2〜3kg。これだけでも「何も持っていない」状態とは雲泥の差です。

追加で持ちたい20品目
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  • □ アルファ米 3食分
  • □ ウェットティッシュ 1パック
  • □ 歯磨きシート
  • □ ゴミ袋(大)5枚
  • □ アルミブランケット 1枚
  • □ レインコート
  • □ タオル 1枚
  • □ 着替え(下着・靴下)1セット
  • □ 救急セット(絆創膏・消毒液・ガーゼ)
  • □ 使い捨てカイロ 2個
  • □ ラップ(小)1本
  • □ ポリ袋(各サイズ)10枚
  • □ 手回しラジオ
  • □ 軍手
  • □ スリッパ(室内用)
  • □ 筆記用具
  • □ 保険証のコピー
  • □ 耳栓 + アイマスク
  • □ テープ(布テープ)
  • □ 予備のメガネ・コンタクト

10品目 + 20品目を合わせて約6〜8kg。成人なら十分持ち運べる重量です。

チェックリスト形式で一覧表示
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上記の30品目を含むフルリストを、以下のカテゴリで整理します。

カテゴリ品目数重量目安
水・食料5品目約2kg
照明・電源3品目約0.5kg
衛生・トイレ6品目約1kg
防寒・雨具4品目約0.5kg
情報・通信3品目約0.5kg
医薬品3品目約0.3kg
書類・貴重品4品目約0.2kg
その他2品目約0.3kg
合計30品目約5〜6kg

在宅避難用防災グッズリスト(二次持ち出し・備蓄)
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食物アレルギーへの配慮
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2025年4月1日から、くるみが食物アレルギーの特定原材料(表示義務)に追加され、計8品目になりました(えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生)。特定原材料に準ずる20品目と合わせると計28品目が対象です。

家族にアレルギーがある場合は、備蓄食料の原材料表示を必ず確認してください。アルファ米・缶詰・フリーズドライ食品でも、くるみ・落花生・小麦を含む製品があります。購入時に「特定原材料等28品目不使用」の表記を確認するか、メーカーのアレルゲン情報を事前にチェックする習慣をつけましょう。

水・食料の備蓄量計算
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在宅避難用は「最低3日分、理想は7日分」が基準です。

品目1人3日分1人7日分4人家族7日分
飲料水9L21L84L
生活用水6L14L56L
主食(米・パン等)9食21食84食
おかず(缶詰等)6個14個56個

生活用水は手洗い・調理・簡易的な清拭に使います。飲料水とは別に確保しておくと安心です。ポリタンクに水道水を入れておき、3日ごとに入れ替えれば無料で備蓄できます。

生活用品・衛生用品
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  • □ 非常用トイレ(家族人数 × 7回 × 日数分)
  • □ トイレットペーパー 予備6ロール以上
  • □ ウェットティッシュ 大容量パック × 3
  • □ ゴミ袋(45L)30枚以上
  • □ ラップ 2本
  • □ ポリ袋(大・中・小)各20枚
  • □ 洗面用品(石鹸・シャンプー・歯ブラシ)
  • □ 生理用品(1周期分以上)
  • □ おむつ(乳幼児がいる場合)

電源・情報収集機器
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  • □ ポータブル電源(500Wh以上推奨)
  • □ ソーラーパネル(ポータブル電源の充電用)
  • □ カセットコンロ + ボンベ(最低6本)
  • □ 予備の乾電池(単3・単4各20本以上)
  • □ 手回し充電ラジオ(予備)

家族構成別 カスタムリスト
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一人暮らし版リスト
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一人暮らしの場合、「すべて自分1人で判断・行動する」前提で備える必要があります。

追加すべき品目:

  • □ 近隣の避難所マップ(印刷して貼っておく)
  • □ 救急講習の修了証コピー(自分で応急処置する可能性)
  • □ 大家さん・管理会社の緊急連絡先
  • □ 合鍵を信頼できる人に預ける

子どもがいる家族版リスト
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  • □ 液体ミルク(乳児がいる場合)
  • □ 離乳食・子ども用おやつ
  • □ おむつ + おしりふき
  • □ 子ども用の着替え(サイズが変わるので定期更新)
  • □ お気に入りのおもちゃ・絵本
  • □ 母子手帳のコピー
  • □ 子ども用ヘルメット
  • □ 抱っこ紐(小さな子どもがいる場合)

高齢者同居・介護が必要な場合のリスト
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  • □ 処方薬の予備(2週間分推奨)
  • □ お薬手帳のコピー
  • □ 入れ歯 + 洗浄剤
  • □ 大人用おむつ(必要な場合)
  • □ 歩行補助具(杖・歩行器の予備)
  • □ 老眼鏡の予備
  • □ 介護者の連絡先リスト
  • □ 福祉避難所の所在地確認

2026年版の追加推奨品
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能登半島地震(2024年)の教訓から追加すべき品目
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2024年1月1日の能登半島地震では、真冬・長期断水・道路寸断という三重苦が重なり、従来の備蓄では不十分な場面が多数報告されました。以下の品目を優先的に追加してください。

  • □ 防寒着・毛布(避難所は暖房が不十分なことが多い)
  • □ カイロ(使い捨て・くり返し両方)10個以上
  • □ 非常用トイレ(最低7日分:家族人数 × 6回 × 7日) ※能登では仮設トイレ不足が深刻で、簡易トイレの家庭備蓄が命綱になった
  • □ ポータブル電源(500Wh以上)+ ソーラーパネル ※停電が数週間〜1か月超に及んだ地域があり、充電手段の確保が重要
  • □ 飲料水を最低7日分(1人3L × 7日) ※能登では断水が一部地域で数か月続いた

感染症対策グッズ
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コロナ禍の教訓を踏まえ、以下を追加推奨します。

  • □ 不織布マスク(50枚入り1箱)
  • □ アルコール消毒液(携帯用 + 自宅用)
  • □ 非接触体温計
  • □ 使い捨てゴム手袋(20枚以上)
  • □ パーテーション用のビニールシート

デジタル対応
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  • □ モバイルバッテリー(大容量20,000mAh)※後述の航空機持込ルール注意
  • □ USB-C + Lightning両対応ケーブル
  • □ 防災アプリのインストール(Yahoo!防災速報、NHK防災等)
  • □ 重要書類のクラウドバックアップ(スマホで閲覧可能に)
  • □ 家族間の安否確認方法の取り決め(災害用伝言ダイヤル171の使い方含む)

【2026年4月24日から適用】モバイルバッテリー航空機持込の新ルール 国土交通省の改正により、2026年4月24日以降、日本発着の全便(国内線・国際線)でモバイルバッテリーの持込に以下の制限が加わりました。

  • 個数制限:機内持込は1人あたり2個まで(160Wh以下に限る)
  • 機内充電禁止:機内でのモバイルバッテリーへの充電、およびモバイルバッテリーから他機器への充電が禁止
  • 罰則:違反した場合、航空法違反として2年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象

避難時に旅行・避難移送で航空機を利用する場合は、モバイルバッテリーの本数を確認し、機内ではコンセントや機内充電設備を利用してください。

よくある質問(FAQ)
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Q. リストの品目、全部揃えないとダメ? A. 最初から全部揃える必要はありません。まずは「絶対必携の10品目」だけ用意してください。その後、月に2〜3品目ずつ追加していけば、半年もあれば十分な備えが完成します。

Q. 防災グッズリストはプリントして使った方がいい? A. プリントして冷蔵庫やクローゼットに貼っておくのがおすすめです。スマホのメモでもいいですが、停電時にスマホの電池を節約したい場面では紙の方が便利です。

Q. 備蓄品の保管場所が足りない場合は? A. 分散保管がおすすめです。水はベッド下、食料はパントリーや押入れ、トイレ用品はトイレの上棚など。1か所にまとめず分散することで、一部が被災しても残りは使えます。

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