お歳暮のマナー完全ガイド

お歳暮の時期、金額相場、贈り方のマナーを詳しく解説。年末のご挨拶を失礼なく行うポイントをご紹介します。

お歳暮とは

お歳暮は、1年間お世話になった方への感謝を込めた年末の贈り物です。

もともとは正月に必要な食材を贈り合う習慣で、それが感謝の贈り物に変化しました。「今年もお世話になりました」という気持ちを品物に込めて送ります。

贈る時期

12月初旬〜20日頃が一般的です。12月25日以降は年末の混雑と重なり、相手が不在の可能性も高くなります。

状況表書き時期
通常御歳暮12月初旬〜20日頃
年内に届かなかった御年賀1月1日〜7日
松の内を過ぎた寒中御見舞1月8日〜2月4日頃

金額の相場

相手金額の目安
一般的な知人・取引先3,000〜5,000円
上司・お世話になった方5,000〜10,000円
両親・義両親5,000〜10,000円

お中元と同額でも構いませんが、年末の特別感を出すなら少し高めにする方もいます。

おすすめの品物

年末年始に喜ばれるもの

  • ハム・ソーセージセット(年末年始のごちそう用に)
  • カニ・海鮮(豪華な年末の食卓に)
  • 日本酒・ワイン(お正月に向けて)
  • 和菓子・洋菓子の詰め合わせ

実用性の高いもの

  • 調味料セット(醤油、みりん、だしなど)
  • コーヒーギフト・お茶
  • タオルセット

のし・表書き

項目内容
水引紅白の蝶結び
表書き「御歳暮」
のし紙外のし(手渡し)、内のし(配送)

蝶結びは「何度あっても良いこと」に使います。お歳暮は毎年繰り返す贈り物なので蝶結びが正解です。

受け取ったときのマナー

お歳暮を受け取ったら、電話かメッセージで到着の報告とお礼を伝えます。お返し不要とされていますが、翌年のお中元やお年賀に気持ちを込めるのが自然な対応です。

配送の場合は不在になりやすい年末なので、事前に「○日頃にお歳暮を届けます」と一言入れると相手が受け取りやすいです。

よくある質問

Q

お歳暮を贈る時期は?

A

12月初旬〜20日頃が一般的です。遅くとも12月25日までには届くようにしましょう。百貨店などは11月末から受付を始めるので、余裕を持って手配するのがおすすめです。

Q

お歳暮の金額相場は?

A

3,000〜5,000円が一般的です。特にお世話になった方には5,000〜10,000円程度。お中元より少し高めにする傾向がありますが、同額でも問題ありません。

Q

お中元を贈ったらお歳暮も必要?

A

基本的にはセットで贈るのがマナーとされています。どちらか一方にするならお歳暮を優先します。ただし、近年はどちらか一方だけで済ませる人も増えています。

Q

お歳暮を初めて贈る場合のマナーは?

A

初めてお歳暮を贈る場合、特にルールはありません。ただし一度贈り始めると毎年継続が基本とされているので、長く付き合いが続きそうな相手に贈りましょう。

Q

お歳暮をやめたい場合はどうすればいい?

A

突然やめるのではなく、1〜2年かけて品物の価格を少しずつ下げ、最終的にお年賀に変えるか、「お気持ちだけで」と双方了解のうえやめるのが自然です。

Q

年末に届かなかった場合は?

A

年が明けた場合は「御年賀」として1月7日まで、それ以降は「寒中御見舞」として贈ります。遅れる場合は一言連絡を入れておくと丁寧です。

Q

お歳暮のお返しは必要?

A

お歳暮にはお返しが不要です。お礼の電話や礼状で十分とされています。ただし、お歳暮を受け取ったまま無反応は失礼です。電話かメッセージで到着の確認とお礼を伝えましょう。

Q

喪中の場合はどうする?

A

お歳暮は季節の挨拶・感謝の気持ちを伝えるものなので、喪中でも贈ることができます。ただし、先方が喪中の場合は四十九日を過ぎてから、のし紙の表書きを「御歳暮」のままか「寒中御見舞」に変えて贈ります。

Q

のし紙の書き方は?

A

水引は紅白の蝶結び、表書きは「御歳暮」とします。のし紙の下段には贈り主の名前をフルネームで書きます。