お年賀のマナーと贈り方

お年賀の時期、金額相場、贈り方のマナーを解説。新年のご挨拶を失礼なく行うポイントをご紹介します。

お年賀とは

お年賀は、年始に直接訪問してご挨拶する際に持参する贈り物です。「今年もよろしくお願いします」という気持ちを品物に込めます。

配送が当たり前になった現代では、直接足を運ぶお年賀はかえって相手に好印象を残せます。年始に顔を見せること自体が贈り物、という感覚で考えるといいと思います。

贈る時期

地域松の内の期間お年賀を贈れる期間
関東・東北1月7日まで1月2日〜7日
関西1月15日まで1月2日〜15日

元旦は避け、1月2日以降に訪問するのがマナーです。

松の内を過ぎたら

時期を逃した場合は「寒中御見舞」として贈ります。

時期表書き
1月2日〜松の内御年賀・御年始
松の内を過ぎた〜2月4日頃寒中御見舞

金額の相場

相手金額の目安
一般的な知人・取引先2,000〜3,000円
上司・目上の方3,000〜5,000円
特にお世話になった方3,000〜5,000円

お歳暮を贈っている相手には、少し控えめでも失礼になりません。

おすすめの品物

手渡しが基本なので、持ち運びしやすいものを選ぶのがポイントです。

  • お菓子(和菓子・干菓子・羊羹、焼き菓子、洋菓子)
  • 日本茶、コーヒーギフト、ジュース
  • 縁起物(昆布、海産物・干物など)
  • お酒(日本酒、ワイン。相手の好みがわかっている場合)

のどに詰まるものや縁起が悪いとされる品物は避けましょう。新年の贈り物なので、見た目が華やかなものや、個包装で日持ちするものが使いやすいです。

のし・表書き

項目内容
水引紅白の蝶結び
表書き「御年賀」または「御年始」
のし紙外のし(持参の場合)、内のし(配送の場合)

蝶結びは「何度でもあっていいお祝い」のときに使います。新年の挨拶は毎年繰り返すものなので蝶結びが正解です。

訪問時のマナー

  • 事前に電話や連絡を入れておく
  • 先方の昼食・夕食の時間にかからないよう、午前10時〜12時頃が無難
  • 玄関先での短い挨拶で終わらせる場合と、上がって話す場合に合わせた対応を
  • お茶をいただいたらすぐ席を立たず、ひと通り話を終えてから辞去する

お年賀は長居より気持ちよく帰ることの方が大切です。

よくある質問

Q

お年賀とは?

A

お年賀は、新年のご挨拶として直接訪問する際に持参する贈り物です。年始回りの手土産として贈ります。もともとは神様へのお供え物が起源で、それが訪問先への手土産に変化しました。

Q

お年賀を贈る時期は?

A

1月1日〜7日(松の内)が一般的です。関西では1月15日まで。それ以降は「寒中御見舞」として贈ります。元旦を避けて2〜3日に訪問するのがマナーとされています。

Q

お年賀の金額相場は?

A

2,000〜5,000円が一般的です。お歳暮を贈っている相手には少し控えめにしても構いません。目上の方や特にお世話になった方は3,000〜5,000円が無難です。

Q

お歳暮を贈った相手にもお年賀は必要?

A

お歳暮とお年賀は別のものです。ただし、どちらも贈ることが難しい場合は、お年賀(直接手渡し)を優先する方が気持ちが伝わりやすいとも言われています。

Q

お年賀は配送してもいい?

A

お年賀は本来、直接手渡しするものです。遠方など訪問が難しい場合は配送でも問題ありませんが、その場合は「御年賀」の表書きで、できるだけ松の内のうちに届くようにしましょう。

Q

喪中の場合、お年賀は贈れる?

A

自分が喪中の場合はお年賀を控えます。相手が喪中の場合も、お年賀(祝い事)は控えて「寒中御見舞」として松の内を過ぎてから贈るのが一般的です。

Q

のしは必要?

A

水引は紅白の蝶結び、表書きは「御年賀」または「御年始」とします。持参する場合は外のし(包装の外にのし紙)が一般的です。

Q

お年賀のお返しは必要?

A

お年賀へのお返しは基本的に不要です。お茶を出してもてなすのが返礼とされています。どうしても気になる場合は、手土産や次の機会の贈り物で対応する程度で十分です。