お中元・お歳暮のお礼状の書き方とマナー・文例集

お中元・お歳暮をいただいた際のお礼状の書き方とマナーを解説。すぐに使える文例集も豊富にご用意しています。

お中元・お歳暮のお礼の基本マナー

お中元・お歳暮をいただいたら、まず電話かメッセージで到着の報告とお礼を伝えます。そのうえで、お礼状(はがき)を送るのが正式なマナーです。

お返しは基本的に不要です。ただし、電話もメールもせずに無反応は失礼にあたります。何かしら感謝の気持ちを伝えることが大切です。

お礼状を送るタイミング

品物が届いたら3日以内に送るのが目安です。時候の挨拶から始まる正式なお礼状は、すぐに書けないこともあります。その場合は先に電話で「届きました、ありがとうございます」と伝え、後日お礼状を送るのがスムーズです。

お中元・お歳暮の時期

贈り物一般的な時期
お中元関東:7月1日〜15日、関西:7月15日〜8月15日
お歳暮12月初旬〜20日頃

時期が過ぎた場合、お中元は「暑中御見舞」「残暑御見舞」、お歳暮は「御年賀」「寒中御見舞」の表書きで対応します。

時候の挨拶の参考

お中元(7〜8月):盛夏の候、酷暑の候、暑さ厳しき折

お歳暮(12月):師走の候、歳末の候、寒さ厳しき折

品物への感想を一言添えると丁寧

定型文だけでなく、「さっそく家族でいただきました」「夫も喜んでいました」など、品物への具体的な感想をひと言添えると読んだ相手の気持ちがほぐれます。長くなくて大丈夫です。

よくある質問

Q

お中元・お歳暮のお返しは必要ですか?

A

お中元・お歳暮は日頃の感謝を伝えるものなので、お返しは基本的に不要です。ただし、お礼状は必ず送りましょう。お互いに贈り合う関係であれば、同程度の品物を贈り合うことが一般的です。

Q

お礼状はいつまでに送るべき?

A

品物が届いたらできるだけ早く、遅くとも3日以内にお礼状を送るのがマナーです。まずは電話でお礼を伝え、その後お礼状を送ると丁寧です。

Q

お中元とお歳暮の両方を贈るべき?

A

両方贈るのが正式ですが、どちらか一方にする場合はお歳暮を優先しましょう。お歳暮は1年の締めくくりの感謝を伝えるもので、より重要とされています。

Q

喪中の場合はどうすべき?

A

お中元・お歳暮はお祝いではなく感謝の気持ちを伝えるものなので、喪中でも贈って問題ありません。ただし、四十九日を過ぎてからにし、紅白の水引ではなく無地ののし紙を使うと配慮が伝わります。

Q

お中元・お歳暮をやめたい場合は?

A

突然やめるのではなく、まず暑中見舞いや年賀状に切り替え、徐々にやりとりを減らしていくのがスムーズです。または、お礼状で「今後はお気遣いなく」と伝える方法もあります。

Q

メールや電話でお礼してもいい?

A

親しい間柄であればメールやLINE、電話で十分です。ただしビジネス相手や目上の方には、きちんとしたお礼状(はがき・封書)を送る方が印象が良いです。電話で先に感謝を伝えてから、後日お礼状を送る組み合わせが丁寧です。

Q

お礼状に品物への感想は入れるべき?

A

入れると格段に丁寧です。「さっそく家族でいただきました」「夫も喜んでいました」など具体的な一言があると、贈った側が喜んでくれます。ただし、あまり大げさにならず自然な感想でOKです。

メッセージ文例集

お中元

お中元のお礼状(基本)

拝啓 盛夏の候、○○様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 このたびは結構なお中元の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。 いつもながらのお心遣いに、家族一同大変喜んでおります。 暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛くださいませ。 まずは書中にてお礼申し上げます。 敬具

ポイント:季節の挨拶と相手の健康を気遣う言葉を添えましょう。
お中元

お中元のお礼状(取引先向け)

拝啓 盛夏の候、貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、このたびは結構なお中元の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。 ご芳志に深く感謝申し上げます。 酷暑の折、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 まずは略儀ながら書中にてお礼申し上げます。 敬具

ポイント:ビジネス向けは格調高い文面を心がけましょう。
お歳暮

お歳暮のお礼状(基本)

拝啓 師走の候、○○様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 このたびは結構なお歳暮の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。 いつもながらのお心遣いに、心より感謝申し上げます。 年末ご多忙の折、くれぐれもご自愛くださいませ。 来年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。 まずは書中にてお礼申し上げます。 敬具

ポイント:年末年始の挨拶も兼ねると丁寧です。
お歳暮

お歳暮のお礼状(親戚向け)

寒さ厳しい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 先日は結構なお歳暮をお贈りいただき、ありがとうございました。 さっそく家族で美味しくいただきました。 いつもお心遣いいただき、本当に感謝しております。 寒さが続きますので、どうぞお体にお気をつけください。 来年もよろしくお願いいたします。

ポイント:親戚向けは少しカジュアルでも大丈夫です。
お断り

今後辞退したい場合のお礼状

拝啓 このたびは結構なお品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。 いつもながらのお心遣いに、心より感謝申し上げます。 さて、誠に恐縮ではございますが、今後はこのようなお気遣いはなさいませんよう、お願い申し上げます。 今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。 敬具

ポイント:やんわりとお断りしつつ、関係は続けたい意思を伝えましょう。
お中元

親族へのお礼(カジュアル)

先日は素敵なお中元をありがとうございます。 さっそく家族でいただきました。いつも気にかけてくださって、本当にありがとうございます。 夏の暑さが続いていますが、どうぞお体に気をつけてお過ごしください。 また近いうちに会えるのを楽しみにしています。

ポイント:親しい親族には堅苦しくない文面でも大丈夫です。
お中元

メール・LINEで送る場合(上司向け)

○○部長 先ほどは素敵なお中元が届きました。 いつもお心遣いいただき、誠にありがとうございます。 家族ともどもいただきます。 暑い日が続いておりますので、どうぞご自愛ください。 今後ともよろしくお願いいたします。

ポイント:メールの場合も礼儀は崩さず、簡潔にまとめましょう。
お歳暮

お歳暮のお礼状(友人向け)

先日は美味しそうなお歳暮を送ってくれてありがとう。 年末の忙しい中、気にかけてくれて嬉しかったよ。 さっそく家族で食べたけど、本当に美味しかった。 お互い慌ただしい時期だけど、良いお年を。 来年もよろしくね。

ポイント:友人へは気軽な文面でも十分です。温かみが伝わります。
お歳暮

メール・LINEで送る場合(同僚向け)

○○さん 先ほどお歳暮が届きました! 毎年お気遣いいただき、ありがとうございます。 年末年始に家族でいただきます。 来年もよろしくお願いします。良いお年を。

ポイント:同僚へのメールは簡潔でも十分です。